話題のIoTとは?インターネットで支えるライフスタイル

  • 2020.06.09
  • 2020.06.09
  • 経済
話題のIoTとは?インターネットで支えるライフスタイル

 

 

たかやん

勝手にエアコンが起動した!?

 

 

にゃんこ先生

これが、IoTだよ。

 

 

たかやん

IoT???

 

 

にゃんこ先生

そう。身近なところで僕たちの世界を支えてくれるすごいやつさ。

 

 

最近、『IoT』というものが普及してきました。

エアコンを勝手につけてくれたり、離れたところから電子レンジを操作できたりというイメージが強いかな?と思います。

 

でも、実際には、どんなものなの知らないという人も多いと思います。

そこで今回は、IoTがどんなモノなのか?IoTが僕たちの生活にどんな影響を与えるのか?を紹介していきます。

 

得られるもの① IoTについての知識

② IoTの今後について

 

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話題のIoTとは?インターネットで支えるライフスタイル

 

 

まずはIoTについて説明です。

 

IoTとは?モノどうしをインターネットでつなぎやり取りすること

 

IoTは『Internet of Things』の略であり、日本ではモノのインターネットと呼ばれたりしています。

名前の通り、世界中のありとあらゆるものをインターネットでつないでしまおうという技術です。

 

インターネットの使い方に変化

もともとインターネットは、コンピュータどうしを接続するためのものでした。

なので、インターネットには、パソコンやサーバー等のIT関連機器が接続されていました。

 

しかし時代の流れとともに、スマートフォンやタブレット端末が登場し、インターネットに接続されるようになります。

さらには技術の発達により、テレビやデジタルカメラ・カーナビ・エアコン、最近人気のスマートスピーカー等のデジタル情報家電をインターネットに接続できるようになっていきました。

 

するとインターネットは、コンピュータどうしをつなぐだけの存在から、デジタル化された映像・音楽・音声・写真・文字情報や様々なデータなど、ありとあらゆるモノがインターネットに接続されるように変わっていったのです。

 

 

 

IoTの仕組みってどうなっているの?

 

 

ここまで聞くと気になるのが、IoTの仕組みです。それにはまず、IoTを構成する要素を理解する必要があります。

 

・デバイス(センサー/アクチュエーター)
・ネットワーク
・クラウド(アプリ/ストレージ)

 

大きく分けると、これらでIOTは成り立っています。

 

デバイスとは?パソコンに接続するプリンターなどの周辺機器のことや、スマホなど、それ自体で十分な役割を果たす端末のこと

 

ネットワークとは?複数のコンピューターや回線を接続して、お互いに通信できるようになっている環境。

 

クラウドとは?ユーザーがやソフトウェアを持たなくても、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用できるシステム

 

 

まず、IoTデバイスのひとつである「センサー」からデータが発信されて、インターネットなどの「ネットワーク」を経由して、「クラウド」に飛んでいきます。

次に、飛んできたデータは、クラウド内の「ストレージ」に蓄積され、スマホやPCのアプリケーションから中身を覗くことができるようになります。

 

ここがポイント!アプリケーションはデータを見れるだけでなく、アプリケーション上で指示を出すことができるようになっている。

 

なので、指示が決まったら、アプリケーションを操作してあげると、インターネットを通じて操作したい本体に指示が飛んでいき、実際に機械が動くというわけです。

 

これら一連の仕組みをIoTと呼びます。

 

 

IoTでできること

 

 

IOTでできることはたくさんありますが、大きく分けると3つです。

 

① 遠隔操作
② 遠く離れた場所の情報を遠隔監視
③ モノどうしで通信を行う

 

① 遠隔操作

まずはIoTといえば、『これ!』という人も多いでしょう。遠いところにある『モノ』を遠隔で操作し、動かすことです。

 

エアコンがインターネットに繋がれば、外出中でも帰るまでに部屋を涼しくしてくれたり、暖めておいたりしてくれます。

その他にも最近人気のドローンや、自動車の制御・介護ロボットから、植物を育てるプランターやペットに自動的に餌をあげることもできてしまいます。

 

② 遠く離れた場所の情報をしる遠隔監視

続いて、離れたところにある場所の『情報』を知ったり、検知したりできます。

 

例えば、職場にいながら家にいる子供の様子が知れたり、機械が動作しているときの温度や回路図・電圧なんかの情報を監視することができます。

 

③ 機械どうしで通信を行うM2M

そして最後が、インターネットに接続したモノとモノの間でデータを送受信することで、複数の電子機器を自動的に動かすことです。

 

例えば、AIスピーカーと連携すれば、口頭の指示だけでお風呂にお湯を入れたり、エアコンや照明を点けたり、カーテンを開閉することができます。

 

機械どうしで通信する機能の活用で、とりわけ注目を集めているのが自動運転です。信号機からのデータを自動車が受信することで自動的に速度を落としたり、信号側で道路の混雑具合をリアルタイムに察知することで待ち時間を調整し、交通渋滞の緩和につなげようという取り組みが進められています。

 

とは言いつつも、IoTはまだまだ発展途上です。法整備の問題もありますし、IOT化することに対してのセキュリティー問題や技術的問題は山積みであり、完全な実現には時間がかかるでしょう。

 

 

今後の世界は5G普及でさらに豊かに

 


今後の世界に視野を広げてみると、AIとIoTは必ず発展してくでしょう。

今でこそ、

 

『AI?IoT?』

 

となっていますが、スマホの時同様、すぐ浸透すると考えられます。

 

 

そしてこの2つとの連携で注目されているのが、5Gの世界です。

 

5Gとは?「高速・大容量」「低遅延」「多数端末との接続」という特徴をもち、通信速度は4Gの20倍を誇る通信システム

 

4Gよりもさらに通信スピードは速くなり2時間の映画が一瞬でダウンロードできるようになります。

さらには、無線通信の弱点である『ラグ』が4Gの1/10になったり、同時に接続できるデバイスも4Gに比べて10倍まで増えます。

 

今でも十分に便利な通信システムがありますが、なぜさらに高規格なシステムを作る必要があるのでしょうか?

それこそIoTと深いかかわりがあるわけです。

 

IoTの分野でも取り分け注目されているのが、

 

・自動運転

・遠隔操作による医療

・VRやAR

・4Kや8Kなどのリアルタイム配信

 

があります。これらの世界では、何よりも通信速度と正確さが求められるわけです。

 

例えば、完全な自動運転では実際に車を操るため、4Gくらいの通信速度では動作スピードが追いつきません。

また、医療の分野で遠隔で行う場合、わずかな『ラグ』によっても医療操作のミスが起きかねません。

 

そういったときに、5Gの大きな特徴である、通信の「低遅延」(またはリアルタイム性)が鍵となるわけです。

別視点からみると、

 

・ローカル5Gならかなりの低コストになる

・セキュリティ面でも安心面が増える

 

などの点から、5GはIoTと切っても切れない存在となりそうです。

 

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まとめ

 

 

今回のまとめに入ります。

 

・IoTは身近なモノとインターネットを繋いで便利な世の中を作る技術

・IoTとAIはこれから発展していく

・IoTと5Gは切っても切れない存在となる

 

スマホ普及の時と同様に、IoTの普及もあっという間におきると思います。

それこそ、5Gがさらに身近な存在になったとき・・・

 

『IoT+AI+5G』

 

という感じで一気に広まる気がします。それもそんなに遠くはない未来に。

 

今のうちから少しずつIoTについて勉強してみると面白いかもしれませんね。

では今回はこのあたりであでゆ($・・)/~~~

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