先日、ペッパー君とお話したけどすごかった。
だよね。技術革新がすごいよね!
ペッパー君って中に人が入ってるの?
違うよwAIについて勉強しようかw
急速に発達しているAI業界。ちょっと前まではそんなに認知されることもなかったものですが、かなり身近なものになってきました。
・ペッパー君
・Siri&Alexa
・ルンバ
・カーナビ
などなど、挙げだしたらキリがありません。こんな風に我々の生活に密接にかかわりつつあるAIですが、『AIについて説明して?』と言われると、なんだか難しい・・・
そこで今回は、AIとは何なのか?今時のAIについて少し覗いてみましょう。
AIについて知ってる?時代を豊かにする新技術
時代は移り変わり、人々が手作業でやっていた仕事は機械化され、機械化された仕事は今度は自動化され、最近ではその自動化もAIにとって変わるようになってきました。
AIは人間のように様々な経験を通じて学習して、いろんなことを覚えていくデータのようなものです。
AI搭載のロボットとして『ルンバ』が有名ですが、あのお掃除ロボット『ルンバ』も初めはあんぽんたんな行動をします。しかし何回も掃除させて部屋の構造を覚えさせることによって次第に壁にもぶつからずにきれいに掃除するようになっていきます。
AIの歴史
AIの歴史は意外にも古く、事の発端は1950年代です。
しかし1950年代初めには、研究されていたもののAIなんて言葉はなく、少し経った1956年に初めてAIという言葉が使われるようになりました。
1980年代 ⇒ コンピューターに知識を入れる(機械学習)研究が進む
2000年代 ⇒ ディープラーニングによるAI研究が人気に
こんな感じで研究は進められていきました。
はじめはコンピューターに思考させて物事を検索させるところから始まり、次第にコンピューターに学習させてみようとする研究が盛んに行われていくようになります。
察しのいい方は気づきますが、今のAIのもとはこの1980年代の研究から来ているものです。
ディープラーニング
上で述べているキーワードの中でディープランニングという言葉が出てきました。現在のAIの研究では、このディープランニングをもとに進めることが多いです。
のことです。
ちなみに機械学習と同じ系列で話されることがありますが、厳密にいうと違います。ディープラーニングは機械学習の一つです。
あるターゲットがあったとして、それを学習するためにターゲットを多層化します。そしてそこに潜るようなイメージで何層にも深く深く潜って学習するのです。
『深層学習』なんて日本語で言ったりもします。←そこからディープラーニングと呼ぶ
ちなみにAIってなんでもできると思われがちですが・・・(ターミネーターみたいにね)
そうではありません。
複雑な思考を苦手としています。逆に一つに特化した処理や計算処理は大得意です。そこで、複雑な情報を学習させたい場合は、何度も何度も学習を重ねることで対応できるようにしています。
・特化した作業は大得意
そして今皆さんも知っているようにこのAI業界もといIT業界は大きな盛り上がりを見せています。
AI(ディープラーニング)の実用
ではどんな風に盛り上がっているのか?実用例を見ていきましょう。
② 自動運転技術
③ OOH AI
① AlphaZero
まず初めに紹介するのが『AlphaZero』です。このAIはボードゲームで世界チャンピオンになるために作られたAIです。
もともとチェス・囲碁・将棋界にはそれぞれ、人間の世界チャンピオンを負かした最強のチャンピオンAIがいました。しかし、このAIが2017年にデビューすると、なんとたった1台で他3台のAIに勝ってしまったのです。
何万回にも及ぶ学習(強化学習)を行った結果、最善の手をコンマ何秒で繰り出せるような、とんでもない最強の世界チャンピオンを生み出してしまったのです。
② 自動運転技術
次に紹介するのが、『自動運転技術』です。この分野は、自動車会社はもちろん、Waymo(Google傘下の企業)・Tesla・バイドゥなどといった有名企業も参加している競合がたくさんいる分野でもあります。
日本国内では、トヨタや日産などのメーカーをはじめ、DeNAなどのIT企業も参戦しています。
囲碁・チェス・将棋のような限られたシチュエーションではなく、刻一刻と状況が変わる環境でのAIの進出は長年難しいとされていましたが、カメラを通したディープラーニングが進歩したり関連するセンサー類が発達したことにより、だんだんとこの分野でもAIが発達していったのです。完全な形の自動運転ができるようになるのも、そう遠くない未来にくるでしょう。
③ OOH AI
最後に紹介するのが『OOH AI』です。このAIは特大サイズ画像素材を使ってアートを描いてくれます。
ディープランニングを用いたことで数十万pxまで画像を高解像度にできるようになり、元画像を縦横4倍に高解像度化して描くことができます。
主に野外広告や交通広告むけとして既に実用されており、早くて低コストを売りに高クオリティの製品を提供しています。
今後のAIの発達は?
ここまでAIについて紹介してきましたが、気になるのは今後我々の生活にどんな影響を及ぼすのか?だと思います。
これは大きくわけて2つが挙げられます。
② 既存の仕事へ影響してくる
① 生活をよりよくする
一番わかりやすいところではAIの発達により生活が、よりよくなります。
先ほど挙げた車の自動運転だけでなく、自分たちが今まで手動でやっていたことが自動化され、そこに労力をかけなくてもよくなるからです。
今まで煩わしく思っていたことがなくなり、生活が豊かになります。
② 仕事へ影響してくる
もう一つは仕事面においてです。
今まで自分たちが行っていた仕事がAIにとって代わり、今後いらなくなる仕事がでてきます。
『え、やばくない?』
と思った方大丈夫です。人間の歴史は技術の進歩とともにいらなくなった仕事と新たに生まれる仕事が必ずあります。
昔はこんな職業があった!?時代のニーズとともに変わる仕事たち
今、大人気のプログラマーも時代のニーズとともに生まれた職業です。
このへんはうまく自分が変化していくしかありませんね。
まとめ
今回は今注目のAIに焦点を当ててみました。AIは最近登場した技術ではなく、むしろ60年以上前から実在していた技術の一つです。
インターネットの普及とともに近年またAIブームがきているのも事実です。
『AIに仕事を奪われる。』といった声もありますが、これは半分正解で半分不正解。
なぜならAIは単純な思考は得意ですが、複雑なことはまだまだ苦手だからです。
とくに、人の感情を動かすことなんて苦手なことの一つです。
今注目されているからこそ、AIのことをちゃんと知って、うまく共存していていきたいものですね!
ではでは今回はこのあたりであでゆ( ゚Д゚)