『コロナウイルス流行』から考える。世界恐慌から学ぶこと

  • 2020.03.17
  • 2020.03.23
  • 経済
『コロナウイルス流行』から考える。世界恐慌から学ぶこと

 

 

たかやん

コロナウイルスの流行はまだまだ続くね・・・

 

 

にゃんこ先生

そうだね。世界的な経済への打撃も大きいと思うよ。

 

 

たかやん

歴史上でもこんなことあったりしたの?

 

 

にゃんこ先生

それがあったんだよ。世界恐慌というものが・・・

 

 

新型コロナウイルスの影響により、無観客での試合開催、高校野球の春選抜中止、ディズニーランド・ユニバーサルジャパンの一時休園など、各地に影響が広がっています。

 

その影響により経済も圧迫されています。

 

さらにこの被害は中国国内だけに治まらず、日本、韓国、イタリア、アメリカなど世界に広がっています。

 

 

『不況だぁ・・・』

 

 

と感じる方も多いですが、このような状況は依然にも何回かありました。

 

最近だと東日本大震災やリーマンショック、歴史を遡ってみるとおよそ90年前の1929年に起きた『世界恐慌』が挙げられます。

 

今回はその中でも世界恐慌を取り上げ、当時どんな状態だったのか?どうやって不況を乗り切ったのか?歴史をひも解いてみましょう。

 

 

得られるもの① 世界恐慌とは

② 世界恐慌の突破口

 

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『コロナウイルス流行』だから考える。世界恐慌から学ぶこと

 

 

1929年に世界をあるものが覆いました。『世界恐慌』です。

 

起因はアメリカのウォール街。

 

後にBlack Thursdayと呼ばれるになる10月24日に、ウォール街にあるニューヨーク証券取引所で株価の大暴落が起こったのです。

 

この影響により国内は大荒れ。経済の未来が不安な国民は銀行から現金を引き出し、銀行は倒産。

 

そして銀行から融資を受けていた企業も銀行の倒産で舵が利かなくなり、ドミノ倒しで倒産していき影響は大きな範囲に広がりました。

 

当時、既に経済への大きな影響を持っていたアメリカだったので、影響が国内だけに治まらず世界へと広がってしまったのです。

 

 

 

影響の範囲

 

 

世界恐慌の影響は、瞬く間に世界へ広まりました。

 

範囲はソ連を除く、ほぼすべての国と地域です。

 

・企業の約6割が倒産
・失業者1500万人以上
・失業率30%に迫る

 

こうした結果、アメリカの大手銀行『バンク・オブ・US』の倒産だけでなく、オーストリアの最大の銀行『クレジット・アンシュタルト』を破産に追い込みました。

 

その影響によりヨーロッパの経済はガタガタになり、ついにはイギリスの金本位制を停止させるに至りました。

 

世界恐慌は各国を巻き込み1933年まで続き、ニューディール政策を打ち出したことでようやく終わりを迎えるのです。

 

 

 

ケインズ政策とニューディール政策

 

 

世界恐慌は既に何も政策なしの自然回復では、資本主義経済が回復することがないところまで到達していました。

 

そこで、経済危機を乗り越えるために各国対策を練りだします。

 

その中でも有名な政策がこの2つ。

 

① ケインズ政策

② ニューディール政策

 

① ケインズ政策

不況のときに政府が積極的にお金を使って失業を減らし景気をよくしようという政策で、英国の経済学者ジョン・メイナード・ケインズ氏が提唱しました。

 

① 国家による経済消費行動の促し

② 求職者の完全雇用資金

③ お金にまつわる補助などの実施

 

など、経済を回す取り組みを行った政策です。

 

一度経済が傾くと、人々は自分の財産を守るため消費行動をストップさせるなど、守りの体制に入ります。

 

そこに国が介入し、ときには国債を発行してまで人々の消費行動を促すのです。

 

人々からの需要が増えれば、供給量は比例して増やさなければなりません。そして供給量も増やすには人を雇うわけです。

 

こうして人々の消費行動を促しつつも、経済が回る仕組みを作っていくのです。

 

ただこれはあくまでも理想論です。極端に施行すると、かえって経済破綻になってしまうなどリスクも大きいのです。

 

そこで登場したのが、ニューディール政策です。

 

② ニューディール政策

 

ケインズ政策をもとに、当時アメリカの大統領であったフランクリン=ルーズベルト氏が打ち出した政策が『ニューディール政策』です。

 

内容としては、

 

① 農業調整法( AAA )の制定

② 全国産業復興法( NIRA )の制定

③ 公共事業

④ 労働者の保護

 

この4つです。

 

簡単にまとめると、農業や産業をはじめとする経済活動に政府や国が積極的に介入し、経済の立て直しを図ったということです。

 

一部、年月を経てから違憲の判定を受けたものもありましたが、ニューディール政策のおかげで1933年には世界恐慌に歯止めがかかり、経済は回復していきました。

 

しかし一方で、世界各国では世界貿易のブロック化とそれに対抗するファシズム化・国家独占資本主義化を生み出してしまい、結果的に第二次世界大戦の導線に火をつけてしまったのです。

 

 

コロナウイルスの乗り切り方

 

 

現在、中国から始まったコロナウイルスの感染は世界的に広まり、経済活動の収縮が深刻化しています。

 

感染を広げないようにするためとは言えど、日本だけでもすでに数億円の経済損失が発生しており、このまま1年続き東京オリンピックも延期や中止となると、経済損失は10億円を超えるといわれています。

 

これは、2008年のリーマンショックをも超えるものとなります。(一部では既に超えているという試算も。)

 

そのためには経済をはやく復活させねばなりません。

 

ここがポイント!① 正しい情報をつかむこと

② 守りよりも経済を回すことを考えること

 

この2つは今の僕たちにもできることです。

 

① 正しい情報をつかむこと

こういう状況下では、メディアやSNSに拡散される情報はどうしても、着色されたり内容と異なるものが出回ったりすることが多いです。

 

そのためにすべての情報をうのみにするのではなく、自分の目でちゃんと確かめるというのが必要です。

 

よくも悪くも、昔と今が違うのはインターネットの発達です。

 

得られる情報が増えたからこそ、正しい情報を流す・受け取ることが大切になってきます。

 

② 守りよりも経済を回すことを考えること

また、経済を立て直すにはどうしても需要と供給は不可欠です。

 

どちらかが欠けても、意味がありません。

 

以前、首里城が火災で焼け落ちてしまったとき、クラウドファンディングやチャリティで多くのお金が動きました。

 

そういった行動をうまくとっていくべきです。

 

 

『自分たちでできることは自分たちでやる』

 

 

国に頼るのもいいけどそれでも限界はきます。

 

震災経験などで、人のつながりが大切なことがわかる日本人だからこそできることは多いのではないかな?と思います。

 

 

 

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まとめ

 

 

今回は歴史からひも解き、コロナウイルスから始まった不況について深堀しました。

 

歴史から学ぶことは多いです。特に日本は震災が他国に比べてとても多く、直に経済活動を直撃します。

 

そのために対策本部は設置され、経済へのテコ入れが実施されています。

 

今回はコロナウイルスが起点でしたが、世界的な不況に直面しているのは間違いありません。

 

企業はいくつもつぶれ、株価は軒並み下がっています。

 

『自分の身は自分で守る。そして今、自分にできることを考える。』

 

それによって、今後が見えてくるかもしれません。

 

ではでは今回はこのあたりであでゆ(*^-^*)


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