ソニーが車を発表したね!
ねー。どんどん時代は変わるんだろうね。
ソニーも車作るの?
そうではないんだなぁ。今後を見据えてだよ!
『CES2020』にて、遂にソニーから電気自動車(以下EV)が発表されました。
ソニーと言えば・・・『電子部品メーカー』と思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
車業界といえば、トヨタ・日産・ホンダ・・・
しかし、その常識は今まさにひっくり返ろうとしています。
今後、車業界はどうなるのか?をお伝えしましょう。
得られるもの① ソニーが車業界に進出した理由
② 今後の車業界の未来
ソニーが電気自動車を発表!?【変わる車業界の実態】
まずそもそも『CES2020』とは、なんなのか?
それは、米国ラスベガスで毎年年初に開かれている見本市のことです。
そこには、スマホやAI技術、IoTデバイスから電気自動車に至るまで、最新技術が世界から集合します。
そのうちのブースの1つにソニーのブースがあり、EVを発表しました。
ではなぜ、ソニーが車業界に参入してきたのでしょうか?
理由は2つです。
① サプライヤーとしてアピール
② 時代の変化
① サプライヤーとしてアピール
ソニーがEVを作った理由は、単純にソニーが車を作るよ!という話ではありません。
確かにソニー程の大企業であれば、車業界に立ちいって、生産することも可能でしょう。
しかし、実際に車を作ろうとすると・・・
・販売部署の整備
・販売店舗の確保
・生産ラインの立ち上げ
・関係企業の連携
投資金額は数百億円は関わってきます。
いくらソニーといえど、こけた時のリスクはかなり大きなものになります。
さらにソニー側もEVを作ることは現段階では否定しています。
それよりも、ソニーにはこれだけの技術力があるぞ!という存在感を示す場にしているのではないかと考えられます。
② 時代の変化
もう一つの理由が時代の変化です。
どれだけ大きな会社であっても、同じことを続けるだけではいつか成長が止まります。
時代は変化している。
自然環境だったりAIの発達など、今の変化に合わせた新規顧客獲得に向けてソニーも乗り出しているのかもしれません。
部品メーカはどうなるのか?
EVが普及してくると、気になってくるのは現在、既にある車の部品メーカーです。
今後自動車業界がどうなっていくのかを少し確認してみましょう。
まずEVが普及していくと、いらない部品が出てきます。
① エンジン
② 排気系部品
③ トランスミッション
④ 燃料タンク
などが挙げられます。
① エンジン
まず、心臓部がモーターに変わる時点でエンジンがなくなります。
エンジンはその構造上開発することが難しく、取り扱えるメーカーが限定されていましたが、モーターとなれば別。
電車などに供給しているメーカーなどの参入も考えられます。
② 排気系部品
エンジンが無くなる関係で、排気系部品であるマフラーやマニフォールドといった部品も不要になります。
排気系部品が必要だったのは、エンジンで作ったエネルギーと一緒に排気ガスも作ってしまうため、排気ガスを排出する部品が必要でした。
しかし、そのエンジンがモーターに変わってしまえば排気ガスは出ません。
マフラーなどといった、部品は完全に要らなくなります。
③ トランスミッション
モーターが逆回転できることや出力の特性の関係で、トランスミッションが不要になります。
一部からは、EV専用のトランスミッションの開発が進むのではないか?という声も挙がっていますが、採用はスポーツカーなどの一部車種に限定されるでしょう。
④ 燃料タンク
EVは電気の力で走るため、燃料タンクが要らなくなります。
代わりに充電効率や容量が大きいバッテリーの開発が激化しそうです。
今動くべき。他人ごとではない
ここから数年で自動車業界はどんどん動いていくと思います。
しかし、こう思う人もいるはず・・・
『あー。俺の業界は違うだから安心』
と。
しかし、いつどのタイミングであなたの業界でも同じことが起こるかは誰にもわかりません。
逆に、業界全体の動きを先に把握できていれば、即座に対応ができたり先手を打つことができたりします。
時にはそれが好転したり、転職するチャンスに繋がるかもしれません。
どの業界がどんな風に動いているのか?
把握している人はどこにいても強いと言えるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は車業界の今後について取り上げてみました。
どの時代でも、時代の移り変わりととともに、衰退するものと発展するものがあります。
情報は武器になります。先に情報を手に入れて、対策を打つ、事態を好転させる。
これによって時代に取り残されずに済みます。
時代に合わせて波に乗るもよし!転職して新たなスタートを切るもよし!
どんどん動いていきましょう!
ではでは今回はこの辺りであでゆー(/・ω・)/