政府から企業の70歳までの就業確保が発表されたね!
うん。トヨタの豊田社長の一言から、日本は大きく変化し始めているね。
今後の日本はどうなるのだろう?
少なくとも、自分で生き抜く術が必要だね!
1月8日に厚生労働省は高齢者が希望すれば70歳まで働くことができる制度の整備を進めると発表しました。
このままいけば、2021年4月から企業の努力義務としてスタートが切られます。
『なんだ。まだ努力義務じゃん!』
と思ったそこのあなた。変化はすぐ起きはじめ、そのうねりはすぐに大きくなります。
そこで今回の記事では、会社の雇用状態について取り上げ、今後の日本で生き残っていくためにどういった力が必要なのかを深掘りします。
② 今後の日本を生きるために必要な力
政府が70歳までの就業機会確保を決定!【変わる時代で今すべきこと】
まず就業機会確保が行われることによって何が起きるのかお伝えしましょう。
大きく分けて2つです。
① 本人が望めば70歳まで同じ会社で働き続けられるようになる。
② 雇用形態が大きく変わる。
① 本人が望めば70歳まで同じ会社で働き続けられるようになる。
このままいくと、2021年4月からは本人の希望があれば70歳までの雇用が認められるようになります。
実際に『70歳定年案』も国会では上がっています。
また、会社を退社し自分で起業したりフリーランスになったとしても、元居た会社と提携を結んで業務委託という形を積極的に取れるようになります。
② 雇用形態が大きく変わる。
そしてもう一つ、就業機会確保が本格的に動き出すと、雇用形態が変わるかもしれません。
70歳まで働けるということになるので、現在60歳で定年していた方々がプラス10年働けるようになります。
さらに、2021年は東京オリンピックも終わり、景気後退が進みます。
言わずもがな、企業の採用も少しばかり影響が出てくるでしょう。
ベテランの経験値を手放したくない企業が出てきたり、景気後退で採用を控える企業が出てきたりと若手の20-30代の方への影響も少なからず出てきます。
就業機会確保の影響により、就職難に落ちいったりフリーランスに転身する人が増えたりと、雇用形態にも大きく関わりそうです。
そもそもどうして就業機会確保に乗り出したのか?
では、なぜこのような発表を政府がこのタイミングで発表したのか?
その背景には
① 少子高齢化
② 人間の長寿化
が関わっています。
生まれてくる子供が過去50年間で半分以下に!?
日本の生まれてくる子供の数が減っている。というのは最近よく聴きますね。
※ 参考:内閣府(出生数・出生率の推移)
1年間に生まれてくる子供が100万人を切ったと言われますが、それだけだと実感がないですよね。
実際にデータを見て比較してみましょう。
2016年 ⇒ 出生数 97万6千人/年間
減少幅は過去50年間で50%減です。
仮にこのまま60歳で定年を迎えたすべての人が退職するとなると、生産人口が減少し日本の経済を支えられなくなります。
※ 生産人口 ⇒ 社会を回す中心的な人の内、15歳以上65歳未満の人を指す
② 人間の長寿化
厚生労働省が発表した『平成29年簡易生命表の概況』によると、2017年で男性が81歳、女性が87歳まで伸びています。
人生100年時代とも呼ばれる今の日本・・・
日本人の寿命が延びたことと少子高齢化による生産人口の減少が、70歳までの就業機会確保に繋がったと考えられます。
これからどのようにして生きていけばいいのか
これから先の時代は今までの常識が通用しなくなってくると思います。
具体的には、
・AIの発達
があるからです。
だれにでもできる仕事はAIに占領され、定年退職の延長により会社の雇用形態も変わってくる。
となると、必要になるのは個人の力です。
あなたにしかないオリジナリティな力で、なおかつ他の人が簡単に真似できないあなただけのスキルがあると、これからの時代を生き残っていくためにとても強い味方になると思います。
あなただけの武器はなんでしょうか?
少子高齢化社会が進んでも、身体の老いは待っててくれない。
さらに少子高齢化が進み、『80歳まで働いてください!』という世の中になる可能性もあります。
今後どうやって生きのか?考えることが、今後の生活を豊かにするチャンスに繋がるかもしれません。
自分の強みと弱みを把握したらめちゃ強いという話【役割分担最強説】
まとめ
いかがだったでしょうか?
政府が70歳までの就業機会確保に乗り出した今。
日本の雇用形態は大きく変わると思います。
その背景にあるのは、少子高齢化社会と人間の長寿化です。
そして、2020年のオリンピックを境に景気はさらに大きく変わっていきます。
その波にも負けじと、へばりつけるのか?
それはここからのあなたの動き方次第です。
『自分の個性を知っている人は強い。』
まずはこれならだれにも負けない!という自分の強みから探してみてはどうでしょうか?
ではでは今回はこの辺であでゆ(/・ω・)/