SEO対策っていろいろあるなぁ・・・
お、たかやん勉強熱心だね。
うん。昔パンダアップデートってのがあったんだね。
そうだね。その時、業界には衝撃が走ったんだ。
インターネットが家庭に普及して以来、世界では自分のサイトの検索順位を上げようとあの手この手を使って競い合っていました。
はじめのうちはよかったのですが、時が経つに連れて検索順位を上げるために少しくらいなら平気で汚いことに手を出すようになっていきます。
その結果2010年ごろにはGoogleなどの検索エンジンで検索しても、正攻法で戦っているサイトの順位は上がらず、質の低いサイトが蔓延するようになってしまいました。
その状況に危機を覚えたGoogleは、ある行動を起こします。それがパンダアップデートです。このパンダアップデートとはなんなのか?今回はその中身を解説します。
② アップデートで世界が変わったこと
SEOの新時代、パンダアップデートに迫る。
まずはパンダアップデートについて軽く説明しておきましょう。
日本でも2012年の7月に実施され、このパンダアップデートを機にそれまでインターネット上を覆っていたブラックハットSEOがほぼ通じなくなりました。
時代背景
パンダアップデートが実施された理由は、その時の時代背景にあります。
2010年前後ののインターネット世界では、あの手この手で検索順位を上げたサイトがGoogle検索の上位を占めており、ユーザーのために全くなっていなかったのです。
・無意味な検索キーワードがこんもり入っている
・悪質なリンク張り
などが蔓延しており、まじめに書いてある記事やサイトの順位は全然上がりませんでした。
その実態を知ったGoogleの偉い人はこの事態を打破すべくパンダアップデートをしたわけです。
パンダアップデートで行われたこと
パンダアップデートでは以下のことが行われました。
・無益な誘導ページを含むサイトの順位下げ
・無断複製されたコンテンツを含むサイトの順位下げ
・実質のないアフィリエイトリンクを含むサイトの順位下げ
これらによりGoogleの検索ランキングは一夜にしてがらりと変わりました。
あおりを食らって順位が大幅に下がった人もいれば、評価されて順位をごぼう抜きしたサイトも多くあります。
しかしちゃんと見てみると、正攻法で戦っているサイトは評価されるようになり、ブラックハットSEOを使っていたサイトは衰退の道を歩むきっかけになったのです。
これからの時代のSEOについて
上記で説明したパンダアップデートはその一回で終わらず、現在でも繰り返しアップデートが行われています。最近でも月1回のペースで行われているほどです。
それにより、裏をかいて何とか順位を上げようという手法は、今ではほぼ通じなくなっています。(例外あり。)なので、こんなことを言われることがあります。
・個人が勝てる時代は終わった。
ここだけ切り取ると、『今からブログとか作っても意味ないのか。』と聞こえるかもしれません。実際に個人が勝つのは本当に難しくなったと思います。しかし、ちゃんとターゲットを絞れば、勝てる分野はまだまだあります。
② 自分があまり詳しくない分野
これが勝てない分野です。逆に個人が勝てる分野は
② 自分がとても詳しい分野
みんなが検索しているのにまともな情報が書かれていない分野が見つかると狙い目です。中でも、ヤフー知恵袋が検索上位をひしめき合っているキーワードなんて最高です。
さらに言えば、競合が少なく自分が得意な分野が掛け合わさると文句なしですが、そこは勉強すれば何とかなるので、まずは競合が少ないかつ検索ボリュームが大きい分野を狙ってみるといい感じです。
SEOがほぼいらなくなった『今』だからこそ自分たちが考えることはシンプルです。検索してくるみんなはどういった検索意図で検索するのか?これを考え抜いて記事にまとめるといいでしょう。
まとめ
今回はパンダアップデートについてまとめました。
パンダアップデートとは2011年(日本は2012年)にGoogleが行ったアップデートであり、『本当に価値のあるサイト』の順位を上げることを目的に行ったものです。
このアップデートの結果、下手な小細工はしにくくなり、個人が勝ちにくい状況になったのは確かです。しかしそれでも勝てる分野はあります。
・自分が得意で競合が少ない分野
これらです。
今後もパンダアップデートとは続いていきます。なので、うまく同行を見ながら、ユーザーが求めているものをわかりやすく書いていくといいでしょう。
みなさんのサイトの収益が、より伸びることを祈っています。ではでは今回はこのあたりであでゆ( ゚Д゚)/