考えるだけで行動しないって違うよな。PDCA回さなきゃ!
行動することはいいことだ。でもPDCAは古くなってきてるよ!
え、そうなの?ならどうすればいいの?
これからはOODAだよ!
皆さんPDCAはご存知ですよね(´・ω・`)
よく会社とかで言われる、あやつです。
それと同じく大事な考え方がもう一つあります。
それがOODA。
OODAとは一人一人がリーダー意識をもって瞬時に判断を下す、目標達成のための新しい考え方です。
これからはOODAの時代
OODAはアメリカで生まれた考え方の1つです。
ルーツを辿ると、朝鮮戦争の時に1人の米空軍パイロットが唱えた考え方です。
OODAとはObserve(観察)、Orient(状況判断)、Deside(意思決定)、Act(行動)の頭文字から名づけられています。
Observe⇒
まずは相手をよく観察します。どう行動するのかを把握し自分に落とし込みます。
Orient⇒
次に落とし込んだことを元にこれからの方向性を決めます。
Deside⇒
そして決めた方向性に基づいて具体的な方針や計画を考えます。
Act⇒
最後に実際に行動を起こします。
これがOODAです。
この流れを何度も繰り返して、より精度の高いものにしていきます。
PDCAとの違い
では、従来のPDCAとは何が違うのでしょうか?
PDCAと言えばPlan(計画)・Do(実行)・Check(検証)・Action(改善)順にサイクルを回す考え方です。
どちらも目標の考え方ではありますが、OODAはその場その場での状況判断に重きを置いています。
その場の状況判断に応じて1人1人がリーダーとなって瞬時に判断を下して実行するって感じです。
これは戦場での目まぐるしい状況の変化についていくために編み出された考え方です。
それに比べてPDCAは計画に沿ってプロジェクトが進行しているかのプロセスに重きを置いています。
どちらかと言うと指揮官が全体のプロジェクトの進行具合を確認していくために使うというイメージ。
毎日、目まぐるしく変化していく今の社会では瞬時に判断しないと命取りになる可能性があるので、PDCAだと判断が遅れる場合があるのです・・・
・PDCAはプロセスに重きを置く
・OODAは現場判断に重きを置く
PDCAは時代遅れなのか?
じゃあPDCAはもういらないのか??
その答えは僕はNOだと思います。
それはなぜか・・・
PDCAにもいいところはあるからです。
なので、PDCAのいいところをOODAに組み合わせることがこれからの時代に必要じゃないのかな?と思います。
じゃあPDCAのどこにいいところがあるのか??
それは予測に基づいて実行したときのずれを確認してどんどん修正していくところです。
OODAの随所にこの考え方を差し込む。
いくら相手を見て行動していると言っても修正なしで無謀な計画を進めていっては意味がない。
高速でPDCAを回しつつ相手の行動を把握して状況判断しつつ最速で答えを導き出す!
そしてまたでてきた課題を検証して、改善する!
これがこれから必要な力だと思います(-ω-)/
これからの時代・・・
これからの時代は今以上に状況が目まぐるしく変わっていく時代に変わると思います。
つまり情報がない人は・・・どんどん後手に回ります。
先日のトヨタ終身雇用制度崩壊のニュースとかもまだ記憶に新しいかと思います。
今までの時代はほんとに言われたことをやっていればよかった。
トップの判断を仰いでそれに従えば生きていけた時代でした。
でもその神話は崩れ去りました。
これからは自分で現場で判断して行動に起こしていかないと生きていけません。
ワンピースから学ぶ。これからの時代を生き抜く方法【スタンピード】
日常でできるOODA
でもいきなり、OODA回してみろ!
と言われてもできません・・・
訓練が必要です。
そこで僕のおススメの方法があります。
それは・・・
仕事に行くとき帰る時の移動時間を最短にしてみる
これ結構おススメです。
例えば車通勤ならば、いかにストップする回数を減らして燃費を最高値まで持っていきながら最速タイムを狙ってみるとか。
電車通勤ならどのタイミングで家を出たら乗り換え時間なしで電車に乗って移動できるかとか。
空いた分は違う時間にも使えるので、考え方を鍛えながら自分の時間も捻出できてしまう一石二鳥の方法だと個人的に思います。
まとめ
これからの時代の武器となるOODAという考え方。
PDCAもいいのだけどさらに考え方を変えてパワーアップさせる。
本当にこれからは生き残りをかけたバトルが激しくなると思います。
仕事の無人化が進み、専門スキルの重要性が低くなっていく。
そんなときに自分で状況の変化についていき対策を考えられる人は重宝されます。
少し考え見てはどうでしょうか??