副業始めたらやること【開業届と確定申告】

副業始めたらやること【開業届と確定申告】

 

 

たかやん

副業始めるときに、手続きって何かいるの?

 

 

にゃんこ先生

個人で行う場合だったら開業届を出さないといけないね。

 

 

たかやん

なんか難しそう・・・

 

 

にゃんこ先生

大丈夫。手続きは簡単にできるよ!

 

 

副業を始めて利益が出てくると場合によって、確定申告を行う必要がでてきます。確定申告と聞くとなんだか難しく聞こえますが、要点を押さえれば大丈夫です。

さらにこの時に開業届を出しておくと、白色申告ではなく青色申告で確定申告できるようにったりと恩恵も大きいです。

 

しかし届け出と言われても、やり方がわからない人も多いと思います。

そこで今回は、副業を始めたときにやっておくことといいことをお伝えします。

 

 

こんな人におススメ① これから副業(起業)したい方

② 青色申告と白色申告の違いを知りたい方

③ 開業届について知りたい方

 

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副業始めたらやること【開業届と確定申告】

 

 

副業を始めた場合、やっておくことはまずは開業届を提出することです。

 

開業届とは?事業の開始のほか、事務所・事業所の新設や増設、移転や事業の廃止を行った際に、税務署へ提出する書類

 

そしてもう一つが年度末の確定申告です。副業の場合、年間利益が20万を超えると、所得税の申告をする確定申告の義務が発生します。

 

この確定申告をするために開業届が必要になってくるのです。

なので、開業した時には、開業届と確定申告に必要な青色申告はセットで行っておくと後で楽です。

 

ちなみに開業届と青色申告の書き方がわからない場合や書類作成がめんどくさい場合は、こちらの開業freeeを使ってみるといいでしょう。

 

知識0でも用意された選択肢を選んでいくだけで、届け出を書くことができます。

 

 

 

青色申告と白色申告の違い

 

 

そして、先ほどからちょいちょい言葉として出てきている『青色申告』と『白色申告』というキーワードについて違いについて説明します。

 

年間利益を申告する確定申告には、青色申告と白色申告の2つがあります。

 

青色申告について

青色申告とは?帳簿が複雑で難しいが、節税効果が高い

 

青色申告は帳簿が複雑で大変ですが、その分節税効果が大きいのが特徴です。

最大で65万円分の所得税控除が行えるだけでなく、経費としていろいろなものを申告できたり、赤字を翌年に繰り越せたりすることもできます。

 

迷ったらこっちです。

 

白色申告について

白色申告とは?帳簿が簡単だが、経費や申告において扱える範囲が狭くなる

 

白色申告は青色申告に比べると帳簿がかんたんなのが特徴です。その反面、経費にできる範囲がせまかったり、青色申告ではできる赤字を繰り越せないなどというデメリットもあります。

しかし、場合によっては、青色申告よりも結果的に節税効果が高くなる場合もあるようです。

 

最近は、白色申告を選ぶより青色申告を選ぶ方が増えています。

 

 

開業届は税務署へ

 

 

ここまでで、副業開始でそろえなきゃいけない書類はわかったと思います。

準備ができたら、

 

・開業届

・青色申告承認申請(白色申告は不要)

 

をセットにして、自分の地域の管轄の税務署に持っていきます。なお、白色申告にする場合は開業届だけ税務署にもっていけばいいです。提出だけなので、早ければ5分で終わります。

 

届け出を出すときの注意点

副業や起業して個人事業として開始する場合、『開業届を出すだけでいい』と一般的に思われていることが多いです。

しかし、本来であれば、都道府県税事務所に「個人事業税の事業開始等申告書」も提出しなくてはいけません。

 

では、なぜ出さなくていいのでしょうか?

それは、

 

ここがポイント!確定申告時に自動で都道府県税事務所に通知されるようになっているから

 

個人事業税の事業開始等申告書はとくに提出しなくても、税務署への開業届が提出されれば自動で通知が対象の都道府県に飛ぶようになっています。

また未提出だったとしても罰則はないため、あえて提出しないという個人事業主も少なくないようです。

 

しかし本来はきちんと通すべき手順であり、事業主とって必要な情報もその時に配られます。一般的には通すのが筋でしょう。

 

 

 

確定申告を行おう

 

 

開業届を出したら、年度末には確定申告が待っています。基本的には、前年度(1月1日から12月31日まで)の事業利益を2月の中旬から3月の中旬の間で税務署に報告します。

副業の場合、年間利益が20万円をこえたら、確定申告の必要性がでてくるのですが、20万円にとどかなくても申告しておいた方がよいです。

 

・本業と合算して申告できるため

・青色申告で出した場合、最大3年間赤字を繰り越せる

・還付金が返ってくる

 

この3つが当てはまるからです。一番大きいポイントは、本業と利益を合算して利益を計算できるところです。

 

仮に自分の事業がうまくいかず赤字になってしまった場合、本業の利益分からマイナスを差し引いて申請することができます。

 

他にも赤字の繰り越しや、各種保険料・源泉徴収票から計算して還付金の受け取りができたりと、メリットも大きいです。

うまく付き合っていきましょう。

 

 

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まとめ

 

 

今回のことをまとめるとこうなります。

 

・副業始めたら開業届と青色申告書を税務署に出しにいく

・確定申告には青色申告と白色申告の2種類がある

・利益が少なくても確定申告するメリットがある

 

副業始めたら早いうちに開業freeeなどを利用して開業届の提出と、場合によって青色申告書をだしておくといいかなと思います。

もちろん、利益が出ているのに確定申告せずに所得隠しをするの完全にNGです。

 

なぜなら、脱税がバレると所得金額によって罰せられ、本来納めなくてはならなかった金額の何倍のお金を払わないといけなくなるからです。

 

副業を始めたら、守るべきところは守って行いましょう。もし、確定申告について難しいと感じるのであれば、弥生会計の確定申告を使うのもありです。

簿記の知識がなくても簡単に書類を作成ができ、1年間はなんと無料で使うことができます。

 

そして日々の家計簿的に使うこともできるので、収支の計算もやりやすくなります。

ではでは今回はこのあたりであでゆ( ゚Д゚)/

 

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