ブログの内容構成まで教えてもらったからそろそろ収益の話かなぁ。
ではそろそろ、グーグルアドセンスについて話をしようか。
グーグルアドセンス?それってなーに?
グーグルが公式に出している広告のことだよ!
『グーグルアドセンス』。ブログを始めて収益化を目指す人であれば、一度はどこかで聴いたことがある単語じゃないでしょうか。
『グーグルアドセンス』(以下アドセンスとする)とはグーグルが公式に出している広告のことです。
この広告をユーザーがクリックすることで報酬が発生し、書き手に収益として入ります。
しかし、だれでも権利を取得できるわけではなく、審査が入ります。
そしてこの審査が意外と曲者・・・
ではどうすれば審査に通ることができるのか、4つのポイントに分けて解説していきます。
この記事はブログ収益化第5弾です。この記事の前に戻りたいたい場合はメニューからどうぞ!
アドセンスを取得するときに押さえておきたい4つのポイント
グーグルアドセンスの審査に通る4つのポイント
『アドセンスの審査、通すのが難しいって聴くよ。』
よくこんな言葉を聴かれますが、他のアフィリエイトより審査基準が厳しいだけで、アドセンスはちゃんと手順を踏めば誰でも審査を通すことができます。
ではその手順とは何なのか?
押さえておくポイントは4つです。
① 内容に価値があるものは審査に通る
② 著作権にひっかかる物はダメ
③ 内容のコピー品もダメ
④ ある程度の文量は必要
詳しく見ていきます。
① 内容に価値があるものは審査に通る
みなさんが審査基準で1番跳ね返されるところが内容に価値があるかどうかです。
アドセンスで通らない原因としてよく取り上げられるのが
『価値の低い広告枠』
です。『どういうこと?』となりがちですが、つまり
『あなたのブログには広告を載せる価値がありません。』
と言われています。
・ただ絵日記みたいな感じで書いている
・行き過ぎた表現をしている(誹謗中傷・アダルト系はNG)
・伝えたいことがハッキリしていない
この辺の理由により審査が通らないことが多いです。
ちなみに、ちまたでは『30記事くらいは必要。』とおっしゃる人もいますが、記事数は関係ありません。
ブログに2記事しか載せてなくても通っている人もいますし、逆に100記事以上書いていても通らない人もあります。
当ブログも8記事でアドセンス合格しています。
やはり審査に通過するかどうかの違いは、そのブログが人のタメになっているかどうかにあります。
通らない人のブログを見てみると、ただの日々の絵日記になっていることが多いです。
さらにひとつひとつの内容も薄く、1つの記事の文量が500文字にも至らない記事もあったりします。
・いらない記事を消す。(中身がないもの・ただの絵日記など)
・記事の内容にテーマをつけて学びを入れる。
この2つが重要になってきます。
学びについて、この基準は定かではありませんが、ラーメン紹介ブログや主婦の日常ブログも審査を通っている人がいるので、誰かのタメになるお役立ち情報が書かれていたらOKって感じがします。
① 中身がある記事に仕上げる。
② 意味をなさない記事は削除する。
② 著作権にひっかかる物はダメ
そして、著作権に引っかかるは載せない。
特にディズニー系やサンリオ系は厳しい感じです。
漫画を載せても通っている人がいたりするので載せてもいいですが、載せない方が無難ではあります。
理由としては実際に載せていて著作件違法で、裁判沙汰になった例を知っているからです。(個人のイラストも著作権があります。)
なので万が一も考えて、著作権フリーで商用利用可能な画像を見つけてみるといいかもです!
O-DANは写真もきれいで無料で使えるのものが多いのでおススメです。
(規約はよく読みましょう。)
① 著作権には気をつけよう。
② 商用使用OKのフリー素材を使う。
③ 内容のコピー品もダメ
だれかのブログをコピーし使って、審査に通そうとしてもダメです。
それはもちろんのことで、重複するということで意外な落とし穴がここにあります!
それはブログお引越し組(はてな⇒ワードプレスなど)が対象となり、記事が重複扱いと認定されて申請が通らない場合があるということです。
元々前のブログに存在している記事と、今現在引っ越してきて今のブログに元のブログと同じ記事が存在している場合、重複扱いを受けることがあります。
『自分が書いた記事なのだからいいじゃないか!』
と思うかもしれませんが、グーグルは見逃してくれません。
例え自分が書いた記事でもその認識はグーグルはしてくれず、重複扱いとして処理されます。
昔の記事がある場合・・・
・大幅なリライトをかける(タイトルも変更)
・被らないように新しい記事を書く
・記事をnoindexする
のどれかの対応を取りましょう。
重複している記事を消すだけでは、ネット上に元記事の掲載がなくなるのに半年程かかる場合があるので、『noindexする』か、被らないように『新記事を書くのが無難』です。
おススメはブログの引っ越しはせず、昔のブログと今のブログをリンクで繋いでしまう方法です。
① 内容コピーはアウト。
② 自分の記事でも重複扱いされることがあるので気をつけよう。
④ ある程度の文量は必要
そして文量について。
いろんなブログの記事を見ると『アドセンスに合格したいのであれば、これくらい書きましょう。』と書いてあることがあります。
・5000文字は書きましょう。
・2000文字以下はあり得ません。
・3000文字くらいが無難です。
基準がこれだとわからないので、僕がアドセンスの審査に通った時の文量をお伝えします。
アドセンスの審査は通過しているので信頼性はあると思います。
・1記事目・・・2104文字
・2記事目・・・2513文字
・3記事目・・・1538文字
・4記事目・・・1587文字
・5記事目・・・2401文字
・6記事目・・・2517文字
・7文字目・・・2555文字
・8文字目・・・1868文字
当時は、この合計8記事で審査に通過しました。
3000文字以上の記事は一つもありませんし、1500文字程度の記事も中にはあります。
知り合いの中には800文字程度でも通ったよ。という報告も受けているので本当に文字数は関係なさそうな気がします。
誰かの学びにつながっていればオールOKです。
・文字数はある程度必要だが多ければいいというものでもない。
・やはり中身勝負である。
その他、気を付けること
アドセンスを申請する上で注意が必要なところが、他にもあるので紹介します。
全部で7つあります。
① SSL認証
詳しいことは省きますが、『http』⇒『https』にしましょう。
SSL認証と言います。これをすることで自分のサイトの安全性が高まります。
さらにサイトの乗っ取り防止にも効果を発揮します。
このSSL認証はグーグルでも推奨しており、収益化を狙ってない人でも自分のサイトを守るために、しておいた方がいいです。
幸い、はてなブログやアメブロは既に実装されています。
しかしワードプレスでは自分で設定しないといけません。
この設定は、自分のサーバーのサーバーコントロールに行き『SSL設定』で行えます。
各サーバーで少し設定方法が違うので、調べて見てください。
② ドメインのリダイレクト
アドセンス申請時に自分のURLを送る場面があるのですが、なぜか申請するとドメインの『www』が省略されます。
これが障害になることがあります。
この時の解決方法として、『リダイレクト』というものを使います。
これをすることで『www』がなくても勝手に検索時に『www』を足して検索をかけてくれるようになります。
よくある、『httpsのs』をつけ忘れたものをリダイレクトしてくれるコードもあるので合わせて記述しておきますね!
コードを記述する場所はそれぞれのサーバーの『.htaccessフォルダ』です。
コードを記述するときは、必ずバックアップを取ってから行うようにしましょう。
ちなみにこれをやっても
『ユーザーのURLが認識できません』
と出る場合がありますが、そのまま無視して申請出してしまっても大丈夫です。
僕の時も出ましたが、申請は通ってます。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
</IfModule>
SetEnvIf Request_URI “.*” Ngx_Cache_NoCacheMode=off
SetEnvIf Request_URI “.*” Ngx_Cache_StaticMode
#BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index.php$ – [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
#END WordPress
ここに記述したのはワードプレス用ですので注意してください。
はてなブログなど別のブログでやる場合は別でコードを用意しましょう。
③ 入力ミス
本当によくあるのが入力ミスです。
URLの入力ミスが本当によくあるんです。
URLでよくあるのが、『つづりの違い』、『大文字・小文字の違い』、『記号の違い』です。
よく確認して入力しましょう。
④ サイトマップの作製
サイトマップの作製も必要です。
サイトマップは字のごとく、自分のサイトの地図です。
これがあることで、自分のサイトの中にあるコンテンツがどこにあるのかを、一覧で検索できるようになります。
サイトマップを作ることでSEO対策にもなるし、アドセンスを通すなら必須ですね。
作り方は簡単です。ワードプレスであれば、『Google XML Sitemaps』というプラグインがあるのでインストールし、有効化しましょう。
有効化すれば基本設定は勝手にしてくれるので、あとは『Google Search Console』に登録して、インデックスのサイトマップに自分のサイトのURLを送信すれば完了です。
一度サイトマップを送ってしまえば、あとは自動でサイトマップを更新し続けてくれます。
これよりさらに細かい設定をしたい方は、検索して進めましょう。
⑤ プライバシーポリシー
プライバシーポリシーとは、インターネット上のウエブサイトにおいて、集めた個人情報をどう扱うかなどをひとまとめにしたルールみたいなものです。
固定ページで作っておきましょう。
ブログを書いていると、お問い合わせフォーム(後述します)やコメント欄から意見がきたり、個人情報が届いたりすることがあります。
自分がアナリティクスを使用して、情報収集したりする場合もあります。
そのような場合に、どのように個人情報を扱うかをプライバシーポリシーに明記しておきましょう。
『え、そんなどうやって書けばいいかわからない!』
と思ったあなた。大丈夫です。
インターネット上にひな型としてフリーで使えるテンプレートがあるので検索してみましょう。
⑥ お問い合わせフォーム
上にも出てきましたが、お問い合わせフォームは自分のサイトを見てくれた人が意見を送りたい時に、意見を送れるようにするために設置します。
お問い合わせフォームも固定ページで作りましょう。
ワードプレスのテーマの中には、お問い合わせフォームが既に作成されているものもあるので、確認してから作るといいと思います。
テーマの中には、お問い合わせフォームが作成されてないものもあります。
そういった場合は『グーグルフォーム』を使用しましょう。
簡単にページを作ることができます。
もしくは『Contact form 7』というプラグインもあるので使ってみてもいいかもしれませんね!
しかし、使用するプラグインが多いとサイトが重くなってしまうのでインストールするプラグインの数は多くて15個、できれば10個以下に抑えましょう。
⑦ 審査通過後のやり方について
これはアドセンス取得後の話になりますが、審査通過後に広告を貼れるようになります。
しかし、よくあるのが貼り方がわからん!というもの。
アドセンスの広告は自分で作らないといけません。
『えー!!』
ってなるかもですが、これは簡単です。広告は広告ユニットという所で作れます。
ちょっとした設定は必要ですが簡単に作れます。
広告を作り終えたら、用意されたHTML文と呼ばれている文章をコピーして、ブログに広告を登録したら終了です。
ちなみに自動広告はあまりユーザーには好まれないので、手動で張り付けるようにしましょう!
まとめ
以上がアドセンスの審査に通るコツです。
① 誰かのタメになる記事を書く
② 著作権を考えて書く
③ 内容の重複に気を付けて書く
④ 記事以外のサイト準備もしっかり行う
この辺りを押さえておけば、とりあえずはOKです。
著作権の絡みや内容の密度が絡んでくることがありますが、何度でも申請はできるので、まずは記事を書いてアドセンスに挑戦してみるといいでしょう。
今でこそ、このレベルの記事を書くことができるようになってきましたが、今見返せば僕がアドセンス申請をしたときに使用した記事は、目も充てられないほどひどいレベルの記事でした。
なので、まずは臆せず1度挑戦してみることです!
みなさんのご検討を祈ります!
ではでは今日はこの辺りであでゆー(-ω-)/